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東京慈恵会医科大学の放射線医学講座と附属病院の放射線部

尾尻博也教授 東京慈恵会医科大学放射線医学講座は、昭和七年に開設され80年をこえる歴史を持ち、同門会員数は約160名になります。診療、教育、研究に力を注ぎ、建学の精神である「病気を診ずして病人を診よ」との学祖の教えをもとに人材を育成、最善の放射線医療の実践、臨床に生きる研究に努めています。

 

 高度に専門化、多様化した医療に対応するため、附属病院診療部は平成13年に画像診断部と放射線治療部の2つの中央診療部門に分かれ、放射線技師、看護部とのチーム医療を強化してきました。画像診断部では、被ばく低減を図るなど医療安全を重視しながら、CT/MRIの他、核医学検査、超音波検査などの画像検査を管理、画像診断による各科への診療支援を行っています。また、インターベンショナルラジオロジー(IVR:interventional radiology)により、悪性腫瘍に対する腫瘍塞栓術や動注化学療法、子宮筋腫の塞栓術など、侵襲性の低い医療を提供しています。放射線治療部では、様々な悪性腫瘍に対して、各診療部と連携して質の高い集学的治療を行っています。特に前立腺癌、頭頸部癌では、機能、形態の温存を目的とした治療として重要な役割を担っています。正常組織の被ばくを抑制し、病変部に効率よく放射線照射を行う強度変調放射線治療(IMRT:Intensity modulated radiation therapy)、小線源治療、甲状腺癌に対する放射線同位元素の内服療法など、各病態に対して最善の治療の提供に努めています。

 

講座担当教授 尾尻博也