前立腺癌骨転移に対する内照射療法

 

東京慈恵会医科大学附属病院 画像診断部 内山眞幸

 

放射線を病巣に選択的に当てる方法の中に、放射線を出す薬を注射して標的となる細胞に取り込ませ、その細胞に集中して放射線を当てる内照射療法があります。ホルモン療法が効かなくなった前立腺癌骨転移に対して、アルファ線を出す塩化ラジウム(Ra-223)を使った治療が今年保険で認められました。その他にはベータ線を出す骨転移疼痛緩和剤の塩化ストロンチウム(Sr-89)があります。放射線を当てる方法には体の外から照射する以外に、今回ご紹介するように体の内部から照射する方法もあります。

 
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